ネイチャーショップKYOEI東京店 星ブログ

新製品情報はもちろん、機材のテクニカルガイドや、webショップには掲載できないブログだけの限定情報など、裏表織り交ぜてぶっちゃけます!

ライブスタック&ノータッチガイドの楽しさ!

お客さまから楽しさが伝わる天体写真とコメントが送られてきたのでご覧下さい!

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NGC7331とステファンの五つ子

先日久しぶりに晴れたので、また懲りずにオートガイドを使わないノータッチで撮影しました。このようなお気楽撮影でも、手軽にこんな3億光年先の天体が写ってしまう冷却CMOSカメラでの撮影は、日々のストレスがぶっ飛んでとても楽しいです。

 

カメラ:QHY168C (Gain=100、露出20秒の207枚をライブスタック(総露出時間69分)、センサー温度=マイナス20℃、ステライメージ7とCanonDPPで画像処理)

鏡筒:ビクセンR200SS+コレクターPH (焦点距離760mm F3.8)

赤道儀SkyWatcher EQ5 Goto (ノータッチガイド)

撮影日場所:2018年9月11日 山形県月山ビジターセンター駐車場

 

**撮影者後記**

ノータッチで手軽にこれだけ撮れるんですもんね~。CMOSカメラでかなり撮影のハードルが下がりました。こんな楽しいことをたくさんの人に知ってもらいたいですね~!(山形県S崎さま)

 

 

生電視観望を見て下さい!

先日、CMOSカメラでお手軽電視観望を楽しんできました。その時のパソコンの画面をスマホで撮影しました。

・望遠鏡:口径70mm 焦点距離400mm ・CMOSカメラ:ASI385MC ・マウント:SkyWatcher AZ-GTi経緯台 ・撮影地:埼玉県飯能市

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いて座の散光星雲メシエ17です。黄色い丸の中を見ると、露出15秒、1枚画像、ゲイン値212(Maxは600)、2枚目を露出中、ということが分かると思います。つまり口径7cmの小さな望遠鏡でもたったの15秒露出で、このオメガ星雲の形や色までをしっかりと観望できます!

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これはこぎつね座の惑星状星雲メシエ27です。露出21.1秒×8枚=2分49秒のライブスタック、ゲイン値202です。この画像にはディスプレイヒストグラムストレッチ機能を使って、簡易的なレベル補正とトーンカーブ補正をかけています。この機能のおかげで、対象天体が浮き上がってバックグラウンドの黒さが引き締まります!

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上と同じメシエ27を露出1009ms=約1秒、1枚画像、ゲイン値600(Max)で撮ってみました。1秒でどのくらい写るかなぁーと思ってテスト撮影してみた画像です。右下のディスプレイヒストグラムストレッチを見ると、データが少なすぎて左端に寄っていますが、それでもここまで見ることが出来ます!

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調子に乗って、こと座のリング星雲メシエ57も露出15秒、1枚画像、ゲイン値212で撮ってみました。ひしゃげたリングの形状や色までも確認することができます。

電視観望は一人でも楽しいのですが、学校や児童館科学館などの星空観望会で同時にたくさんの皆さまに天体を楽しんでいただくのに強力なツールとなりそうですね!

ZWO社ASIAIRが入荷しました!

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心待ちにしていたASIAIRが入荷してまいりました。実際にスマホとの接続テストを含めての動作チェックも終わりました。順次出荷いたします!

ASIAIRはスマホにインストールした専用アプリから操作して、ZWO社のASI385MCなどのCMOSカメラをコントロールできる便利WiFiデバイスです。天体撮影、カラーフィルターホイール制御、オートガイドなどなどをこなす。。。これからの新しい天文スタイルと言えます。

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簡単な説明ですが、日本語ASIAIR操作クイックガイドももちろん同梱しています。

パソコンが好きな人やいままでCMOSカメラを触ったことがある人なら、感覚的にASIAIRを使いこなすことが出来ると思います。

ZWO社のASICAPが分かりやすく日本語化!

ZWO社製CMOSカメラの撮影コントロールソフト(ASICAP)が日本語化されて登場しました。このソフトウェアはSharpCapとユーザーインターフェースが似ていて、SharpCapの簡易版と言えます。とても扱いやすく作られています。

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ご覧のように分かりやすく日本語で表示されているので、CMOSカメラ初心者の方にも安心してお使いいただけると思います。ASICAPに搭載された機能は必要にして十分です。なかにはカラーフィルターホイールの選択と組み合わせて、撮影のスケジューリングまでこなしてしまう機能も用意されています。このASICAPのお陰で撮影操作に早く慣れていただくことができるようになったと思います。

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ASICAPのインストールは、ZWO社のホームページのサポート(SUPPORT)のタブからソフトウェア(Software)をクリックします。

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開いたページのSoftwareの項目にASICAPがありますので、その右にリンクが貼られているDownloadをクリックして、ASICAPソフトウェアをダウンロードして下さい。

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上記のようにPCの画面に現れたASICAPアイコンをダブルクリックして起動します。

胎内星まつり2日目は雨降り(>_<)

午前中から断続的に強い雨に祟られた星まつり2日目でした。こんなの初めてです(>_<)

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そんな中、CMOSカメラの大手メーカーQHYCCD社のスタッフがブースを構えました。KYOEIとは隣り合わせなので有意義な時間を過ごしました!

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雨降りの中でも、ありがたいことにたくさんのお客様がKYOEIブースへ来られました。感謝感謝です。

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そしてイベントステージでは筆者が大好きなオオザカレンヂkeisukeさんが雨降りの星まつり会場を盛り上げてくれました。ありがとうー😊

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胎内星まつり昨夜の成果!

雲が多めながらも、来場者の皆さまになんとか月や惑星を見ていただくことが出来ました。

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最新のCMOSカメラASI385MCで撮影したライブ映像を大型モニターに映し出しました。この方法だと同時に多くの方に天体を見ていただくことができます!

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これら土星や火星の像を見た来場者の方々は、記念になると言うことでスマホでこのモニター画面を撮影されていました(^^)

胎内星まつり速報!

本日から3日間、新潟県胎内市にて開催される星まつり会場に来ています。

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先ほどまでは夕焼けがとても綺麗で、いまは天頂付近にこと座のベガが輝いています! 今夜はきれいに星が見えるといいなぁ(^^)

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今年も大特価の望遠鏡やCMOSカメラなどをたくさん用意しています。また日頃なかなか目にすることができないデジタル系機器の実演も行っています。

皆さん遊びに来てください!