2日目は日中は晴れ間が広がりイベントの各ブースにもたくさんのお客さまが。星のお話しや新製品の情報交換などが活発に行われました。KYOEIブースでは、ZWO社ASIAIRのデモンストレーションをスマホでご紹介しました(^^) wifi制御の快適さに皆さま感動されていました。
会場では大規模な抽選会が行われ、いっぱいお土産が振舞われていました(^^)
標高1400mの星まつり会場は雲が多くて寒いものの、KYOEIブースは熱心なお客さまのおかげで熱気とは言わないまでもホットな空気に包まれています。
話題はやっぱりCMOSカメラやRevolution Imagerを使った電視観望!ブースに来られた方々にそれらの使い方やデモンストレーション、そして実際に撮影したムービーを見てもらっています😊 新しいトレンドですね〜(^^)
会場:長野県 小海リエックスホテル前広場
北八ヶ岳・小海(長野県)で10月12日~14日に開催される星まつりに参加いたします。
KYOEIは以下のコンセプトにて各種デモンストレーションを予定していますので、皆さまお気軽にKYOEIブースにお立ち寄りください。なお星まつり特価の商品も多数お持ちいたします! (カード決済OK)
電視観望
CMOSカメラを天体望遠鏡に接続して、実際にパソコン画面に浮かび上がる天体画像を体感していただきます。その際に必要な、ライブスタック機能の使い方やパラメータの調整方法のご説明も行います。(Revolution Imagerは付属の画面を使用)
オートガイダー
定評があり人気が高いM-GENやQHY5LⅡMなどのオートガイダーカメラを赤道儀に接続して、その使い方やそれぞれの特徴などを解説いたします。 また極軸合わせを正確にサポートするPoleMasterも実演いたします。
天体撮影統合デバイス
新発売のZWO社製ASIAIRを介して撮影デモンストレーションを体感していただきます。スマホのiPhoneからWiFi制御で天体撮影をコントロールする快適さは、新感覚として捉えることができると思います。
鏡筒システム:Vixen FL55SS+フラットナー+デュアルスピードフォーカサー
架台:SkyWatcher AZ-GTi CMOSカメラ:ZWO ASI385MC
撮影情報:露出15秒×48枚=720秒(ライブスタック) ゲイン値250 CMOS温度23℃ 16ビットfitsフォーマットでセーブ後、StellaImageにてレベル補正やトーンカーブ処理 2018年10月1日21時 埼玉県飯能市
口径がたったの55mmしかも経緯台追尾でなおかつ短時間露出でここまで写りました。ASI385MCのCMOSチップが小さいものの周辺まで星像もシャープに。そして1秒間隔くらいのリアル映像をPC画面で見ながらのピント合わせ作業もデュアルスピードフォーカサーがあると快適に行うことが出来ました。
台風24号一過の星空を求めての撮影でしたが、あいにくの水蒸気の多さに閉口しました。望遠鏡もPCもびしょびしょ。もしも空気が乾燥してカラッと晴れていれば、もう少し眠くない画像が撮れたかもしれません!
ノータッチガイド&非冷却CMOSカメラがお薦めとは言いませんが、この望遠鏡システムはスマートな生活スタイルに似合う、これからの新しいトレンドのひとつと言えるでしょう。
東京はほーんとに久しぶりに星空が見える夜です。夕方まで雨が降っていたので、星空を見る用意をなーんにもしていませんでした。
こんな時はスーパーズームコンデジが大活躍❗️驚くほど綺麗に簡単に撮れますよね😆
お客さまから楽しさが伝わる天体写真とコメントが送られてきたのでご覧下さい!
先日久しぶりに晴れたので、また懲りずにオートガイドを使わないノータッチで撮影しました。このようなお気楽撮影でも、手軽にこんな3億光年先の天体が写ってしまう冷却CMOSカメラでの撮影は、日々のストレスがぶっ飛んでとても楽しいです。
カメラ:QHY168C (Gain=100、露出20秒の207枚をライブスタック(総露出時間69分)、センサー温度=マイナス20℃、ステライメージ7とCanonDPPで画像処理)
鏡筒:ビクセンR200SS+コレクターPH (焦点距離760mm F3.8)
赤道儀:SkyWatcher EQ5 Goto (ノータッチガイド)
撮影日場所:2018年9月11日 山形県月山ビジターセンター駐車場
**撮影者後記**
ノータッチで手軽にこれだけ撮れるんですもんね~。CMOSカメラでかなり撮影のハードルが下がりました。こんな楽しいことをたくさんの人に知ってもらいたいですね~!(山形県S崎さま)
先日、CMOSカメラでお手軽電視観望を楽しんできました。その時のパソコンの画面をスマホで撮影しました。
・望遠鏡:口径70mm 焦点距離400mm ・CMOSカメラ:ASI385MC ・マウント:SkyWatcher AZ-GTi経緯台 ・撮影地:埼玉県飯能市
いて座の散光星雲メシエ17です。黄色い丸の中を見ると、露出15秒、1枚画像、ゲイン値212(Maxは600)、2枚目を露出中、ということが分かると思います。つまり口径7cmの小さな望遠鏡でもたったの15秒露出で、このオメガ星雲の形や色までをしっかりと観望できます!
これはこぎつね座の惑星状星雲メシエ27です。露出21.1秒×8枚=2分49秒のライブスタック、ゲイン値202です。この画像にはディスプレイヒストグラムストレッチ機能を使って、簡易的なレベル補正とトーンカーブ補正をかけています。この機能のおかげで、対象天体が浮き上がってバックグラウンドの黒さが引き締まります!
上と同じメシエ27を露出1009ms=約1秒、1枚画像、ゲイン値600(Max)で撮ってみました。1秒でどのくらい写るかなぁーと思ってテスト撮影してみた画像です。右下のディスプレイヒストグラムストレッチを見ると、データが少なすぎて左端に寄っていますが、それでもここまで見ることが出来ます!
調子に乗って、こと座のリング星雲メシエ57も露出15秒、1枚画像、ゲイン値212で撮ってみました。ひしゃげたリングの形状や色までも確認することができます。
電視観望は一人でも楽しいのですが、学校や児童館科学館などの星空観望会で同時にたくさんの皆さまに天体を楽しんでいただくのに強力なツールとなりそうですね!