星ブログ始めました。これからはデジタル機材を中心に星空関連情報などのお話しを展開していきますので、どうぞよろしくお願いします。
まずはスタンドアローン(PC不要)タイプのオートガイダーである「M-GEN」を筆者の経験に基づいて分かりやすく記述していきます。オートガイダーとは天体の日周運動に合わせてデジタル的に補正信号を発して、天体写真の星流れの現象を抑える装置のことです。
長らく試してみたかった実験をやってみました。この「M-GEN」がどこまでの光害地で使えるのか、東京都千代田区にあるKYOEI東京店前の歩道でオートガイドのテストをしてみました。ご覧の通り、高層ビルやコンビニの明かりが溢れた場所です。
テストをした日時には、このビルの上の夜空にはくちょう座が横たわり、その嘴のアルビレオ付近の7~9等星をガイド星としてテストしてみました。今回は焦点距離75mmのオートガイド鏡がセットになった、「KYOEIオリジナル オートガイダーアルカセット」を使用しました。赤道儀はiOptron製です。
その時の「M-GEN」のディスプレイ表示の様子を撮影したのが次のムービーです。
テストの結果、このような光害地でも「M-GEN」は正常に動作してくれました。もちろん雲が掛かっていたり大気の流れが大きく乱れていてはいけませんが、大気が澄んでさえいれば使えることが分かりました。
「M-GEN」を使ってお手軽に天体写真を撮影してみませんか!