パソコン+PCカメラ=ディープスカイ
パソコンを活用して、渦を巻いた銀河や星雲や星団などの天体写真をお気軽に撮影して、インスタグラムやフェースブックなどに掲載するような遊びにトライしてみたいという方にお勧めなのが、QHYCCD社のPCカメラ(撮影モデル)ではないでしょうか!
特長
お薦めのポイントを以下に列挙すると。。。
- 基本的には動画で天体を撮影→写りの良いシーン部分を使用
- 安価なものは3万円台からラインナップ
- PCカメラのハード製作とコントロールソフト製作は別会社→ 低価格化
- 小型軽量コンパクト省電力→PCのUSBから電源供給
CMOSチップに超高感度の裏面照射タイプや低ノイズタイプが採用されたこと、そしてUSB3.0の採用によりデータ転送速度が極めて速くなり、淡くて暗い天体を容量が大きな動画でも撮影することが可能になりました。つまり動画で数1000フレームを撮影したデータの中から写りの良いシーンを切り出して、それをスタック編集ソフトで重ね合わせて静止画を作成します。パソコンとCMOSチップの技術革新により、10年ほど前では考えられなかった新しい天体の撮像方法なのです。
フルサイズチップ登場
銀河や星雲や星団などの天体写真の世界では、広い写野のCMOSチップが大きなアドバンテージになります。5万円前後の普及タイプは1/1.8インチや1/1.2インチ、10万円前後の中級タイプはAPS-Cサイズ、最近では画素数3600万画素のフルサイズ(上記写真)のチップまで用意されています。
コントロールソフト
これらのPCカメラをコントロールして動画や静止画を撮影するソフトウェアは、メーカーからはフリーウェアのソフトを使用することが推奨されています。一例として上記のスクリーンショット”SharpCap”の初期画面を掲載しておきます。このソフトウェアは使いやすく、PCカメラのハードウェアの進化にも柔軟に対応進化しています。筆者もお勧めのPCカメラコントロールソフトウェアです。
遊び方の提案
パソコンでワードやエクセルを使ったことがある人なら、これらのPCカメラはすぐに使いこなせるようになると思います。パソコンから天体望遠鏡やPCカメラをコントロールして、新しいスタイルで星空ライフを楽しんでみませんか!