電視観望セットの組み立て、接続、ピントや極軸合わせ、天体導入そしてライブスタック撮影までの一連の基本的な流れを7分弱の映像に収録しました。もちろん説明テロップ付きなので、動画を進めたり、止めたり、戻ったりしながらじっくりと見直すことが出来ます。きっと電視観望セット「RedCat51Ⅱ + Star Adventurer GTi + ASIAIR-mini + ASI585MC」の使い方を感覚的にざっくりと捉えていただけると思います。
KYOEI Zoom講座 超入門~電視観望&電視撮影~ episode1 開催いたします!
参加お申し込みはこちらから:
https://forms.gle/dVcuUTwdqryqGfJE8
「KYOEI Zoom講座 超入門~電視観望&電視撮影~ episode1」を以下の日程で開催いたします。
日時:2023年4月8日(土)13:00-14:00
内容:「超入門 やってみよう電視観望!」 (内容レベル★☆☆☆☆)
コンテンツ:序章.都心で電視観望
1.観望会あるある⁉
2.電視観望の概念
3.人気の秘密
4.電視観望会の開催風景
5.Q&A
定員:15名さま(先着順)
受講料:無料
担当:村上将之(KYOEI TOKYO、星のソムリエ)
参加を希望される方は、お名前とメールアドレスなどをお知らせください。
お申し込み後すぐに確認メールを自動返信いたします。なお環境やプロバイダーにより確認メールが届かない場合がございます。その際はお手数ですがメールにてご連絡ください。
Zoom参加のURLやミーティングIDやパスコードなどを、ご記入いただいたメールアドレスあてに開催の前日までにお知らせします。
前日までにご案内メールが届かない場合は、お手数ですがご連絡ください。
※このZoom講座では、ご参加の皆さまのご質問になるべく答える形式を予定しています。「こんな内容を聞きたい」という要望をご質問欄にぜひお寄せ下さい。
※なお講座では「Zoom」をWEB会議システムとして利用します。受講される方は、事前にZoomの環境をご用意ください。
お問い合わせ: 03-3526-3366 または kyoeisangyo3366*gmail.com(*を@に)
参加お申込みはこちらから:
https://forms.gle/dVcuUTwdqryqGfJE8
リアル電視観望講座リポート⭐️
長野県八ヶ岳山麓にあるペンションで2日間にわたって、実機を持ち込んでのリアル電視観望講座を開催しました。参加された皆さまからの疑問にお答えして、ダークやフラットやバイアスフレーム撮影の実践解説を、そしてEAF電動フォーカサーを使ったオートフォーカス機能の快適さを中心にご説明しました。
今回は今まで以上に質問が多く飛び交い白熱した講座になりました。外気温が0℃なのになんだか暖かく感じました♪
・講座で使用した上写真の電視観望システムはこちら + ガイドカメラ+ ガイドスコープ


上写真左:リアル講座でご説明する電視観望システムは、ASIAIRを接続したWi-Fi制御なのでご覧のようにペンションのお庭に設置。上写真右:参加者が持ち込まれた機材はスタッフが丁寧にサポート。
温かい室内では、お庭に設置して約10m離れた電視観望システムからの天体撮影画像をiPadで受け取り、それをプロジェクターで投影して、ライブスタッフ撮影中の生画像を皆さんに堪能していただきました(^^)


その時に投影した天体画像が上の写真です。上左は1分×4枚、上右は1分×8枚のライブスタッフ画像です。この他にもオリオン座大星雲や球状星団など、Wi-Fiでリモート操作して撮影された新しい画像がプロジェクターに投影されるたびに、「おぉーっ!」っと感嘆の声が上がっていました🔭


ペンション「スターパーティー」の天体ドームの上に獅子座がかかる夜半過ぎの時間まで盛り上がりました。そして翌朝のモーニングタイムも電視観望について楽しいお話しの花が咲いていました🌸
「リアル電視観望講座」を開催します!
「リアル電視観望講座」を開催します!
受付を締め切りました。
お申込みはこちらへ:TEL 0551-38-1611 (ペンションスターパーティ)
日時:2023年3月18日(土曜日)~19日(日曜日)
場所:ペンション スターパーティ (無料駐車場有)
山梨県北杜市大泉町西井出8240-1263 TEL 0551-38-1611
参加費:税込14,800円(宿泊代(一泊朝食付き)込み)(一人部屋+3,000円)
夕食および夜食は各自ご用意ください
募集人数:5名さま+若干名(最少催行人数:3名)
講師:KYOEIスタッフ 村上将之(星のソムリエ)
講座内容:電視観望/撮影に興味があってこれから始めたい方または始めたけれどもよくわからない方を対象に、デジタル機器を駆使した撮影プロセスの全体にわたるわかりやすい実践講座です。
その他:防寒着をお持ちください。 *参加者の機材持込歓迎!


スケジュール(予定) 現地集合解散
〇15:00~ チェックイン *各種感染防止対策にご協力お願いします。
〇16:00~17:00 電視観望レクチャー
〇17:00~18:00 実践Ⅰ(雨天曇天時は室内にて)
・ダーク、フラット、バイアスフレーム撮影
〇18:00~20:00 夕食タイム 休憩
〇20:00~22:00 実践Ⅱ(雨天曇天時は室内にて)
・極軸合わせ(CMOSカメラで簡単正確な調整方法)
・電動フォーカサー(高精度オートフォーカス)
・オートガイド(キャリブレーションとは)
・プレートソルビング(最新天体自動導入を体感する)
・ライブスタック撮影(ダーク/フラット/バイアス同時処理)
・フィルタワーク
〇22:00~23:00 Q&A
〇23:00~ 自由時間
〇8:00 朝食タイム
〇 ~10:00 チェックアウト
設備:大型プロジェクター 大型モニター 電視観望/撮影システム
ASIAIR-mini(WiFi制御) 電動フォーカサー AM5赤道儀
オートガイダー iPad MacBookAir
ZTF彗星 by ASIAIR-mini + RedCat51 + Adventurer GTi
口径5cmの小さなRedCat51望遠鏡でもZTF彗星がこんなに綺麗に写っていました。画像処理ソフトにはStellaImageに搭載されているメトカーフコンポジット法を使用。それは各画像に写っている彗星の位置を自動的に合わせてくれるので、複数の画像を1枚のコンポジット画像に短時間ではき出してくれます。そして赤道儀は1月末に発売されたばかりのAdventurer GTiを...オートガイドしていたので安定した静止画を得られました。なお外気温がかなり低い(-8℃)時期だったので、非冷却CMOSカメラでもあまりノイズの影響を受けずにすみました。
撮影情報:2023年1月31日 上弦の月過ぎの月齢9の月明かりあり 山梨県西湖畔 露出時間1分×20枚 CMOSカメラ=ZWO ASI585MC(非冷却) Gain=252 ビニング=1 フィルタ=IR/UVカット オートガイド=ZWO ASI120MM-mini + ZWO 30F4ガイド鏡 StellaImage9 Photoshop *iPadからWiFiにてASIAIR-mini経由で撮影および望遠鏡制御
➡︎なお上記のセットに「オートガイド=ZWO ASI120MM-mini + ZWO 30F4ガイド鏡」を加えると、ZTF彗星の撮影時と同じ電視撮影システムになります。
ASIAIR-miniでAdventurer GTiを快適に変身する!
ポイント
1.ASIAIRアプリだけで全てのコントロールが可能。(SynScan-PRO不使用)
つまりスマホやタブレットからWiFi接続して、複数のアプリをいちいち切り替えることなく1本のアプリ(ASIAIRアプリ)だけで、極軸合せや天体自動導入やプレートソルビングやオートガイドや撮影まで快適にこなせます。この寒い時季に温かい車やお部屋の中から電視観望できるのは身体に優しいシステムです!
2.電源ケーブルが集約されてスッキリ。
ASIAIR-mini本体からAdventurer GTiに電源供給が可能なので、バッテリーからの電源ケーブルが1本に簡素化されます。ASIAIR-miniには4個の電源出力ポートが備わっていて、皆さまからよくお聞きする配線地獄から脱出できます。
3.極軸合せが楽しく。
極軸合せはCMOSカメラと連動することで、スマホやタブレット画面を見ながら快適に短時間でそして超高精度に。またASIAIR-miniの新機能All-Sky Polar Alignを使うと、北極星が見えない場所でも極軸合せが簡単に正確にできます。
言い換えれば内蔵の極軸望遠鏡を使わなくてOKなのです。筆者を含めたメガネや老眼が入った年配の方々にはめちゃめちゃ朗報ですね!


撮影システム
撮影制御:ZWO社 ASIAIR-mini
(ZWO社CMOSカメラとNikon及びCanonカメラをサポート(一部機種未サポート))
CMOSカメラ:ZWO社ASI585MC 鏡筒:William Optics RedCat51Ⅱ
ガイドカメラ/鏡筒:ZWO社ASI120MM-mini/ZWO社30F4
フィルター:ZWO社 Duo Bandフィルター
➡KYOEIお薦めの電視観望セットです。(ガイドカメラ/ガイド鏡筒/フィルタは含まれません)


撮影までのプロセス
◆ASIAIR-miniからAdventurer GTi赤道儀をホームポジションに設定。そこから一気に天体自動導入。つまり1スターや2スターアライメントなどの初期設定は不要。
◆ASIAIR-miniに搭載のプレートソルビング機能で電視観望や撮影天体を簡単快適に超高精度自動導入。
◆同じくセンターHERE機能でど真ん中に目標天体を。
◆オートガイドするとAdventurer GTiはなんと平均±4秒角以内で追尾。なおオートガイド無しでは焦点距離250mmの場合、30秒~1分露出であれば恒星像は点像に収まりました。(あくまでも筆者のテスト機結果)
筆者コメント
スカイウォッチャーAdventurer GTi赤道儀は、想像していた以上に精度の高い製品だと感じました。ZWO社ASIAIR-miniからの細かな制御信号をしっかりと受け止めてくれるので、電視観望初心者の方々でも簡単に使いこなすことができます。最大のポイントは、ユーザーさまが望む成果を得るまでの試行錯誤が軽減できて、大きな時間短縮に繋がることだと思います!
ZTF彗星をASIAIRとAdventurer GTiでゲットだぜ!
この画像は1月31日午前1時22分に山梨県西湖畔で撮影したZTF彗星です。
撮影情報:
・露出時間1分×1枚画像 ・ヒストグラムストレッチ自動処理 ・撮影中のiPad画面のスクリーンショット ・ZWO社ASI585MC非冷却CMOSカメラ使用
➡つまり電視観望スタイルで撮影したZTF彗星の撮って出し画像です。凄くないですかぁ、撮影を始めて1分後にはiPad画面にこのZTF彗星が観望出来ているんです! KYOEIスタッフ3人で出掛けたんですが、画面にこの画像が現れた瞬間、全員で感嘆の声を上げて驚いてしまいました(笑)
撮影システム:
撮影制御:ZWO社 ASIAIR-mini
(ZWO社CMOSカメラとNikon及びCanonカメラをサポート(一部機種未サポート))
CMOSカメラ:ZWO社ASI585MC 鏡筒:William Optics RedCat51Ⅱ
ガイドカメラ/鏡筒:ZWO社ASI120MM-mini/ZWO社30F4
フィルター: ZWO社 IR/UVカットフィルター
➡KYOEIお薦めの電視観望セットです。(ガイドカメラ/ガイド鏡筒/フィルタは含まれません)

