KYOEI東京店の前の歩道でこと座のM57(リング星雲)を電視観望してみました。
ご存知のように秋葉原は光で満ち溢れた街ですが、デジタルパワーを活用した電視観望システムだと簡単快適に惑星状星雲の姿を映し出してくれます! そのシステムは以下の通りです。
・CMOSカメラ:ZWO ASI224MC ・撮影ソフト:SharpCap
・望遠鏡:口径70mm 焦点距離400mm ・赤道儀:iOptron CEM25
18:00 機材を店頭の歩道へ出してセッティング。これが一苦労。。。
(周囲のビルが高くて北極星見えない。空が狭くてベガとデネブしか見えない。)
19:30 撮影開始。
露出時間2.4秒、Gain=298、SharpCapのLiveStack機能で132枚スタック。
LiveStack機能とは、写野に写っている恒星10~20個を使って自動的に位置合わせをしてスタックしてくれる超便利でありがたい機能。この機能で撮影した画像が上の写真。
19:45 雲がこと座付近に湧いてきて撮影終了。
部屋の片隅や押し入れに眠っている天体望遠鏡があれば、是非とも電視観望で星空を堪能してみませんか? お持ちのパソコンにCMOSカメラを接続すれば、そこが宇宙へのエントランスになります!!
秋葉原にあるKYOEI東京店のショップ前はこんなところです。撮影の後すぐにこと座のベガやM57(リング星雲)はビル没になってしまいました(笑)