月齢11のお月さまがまだ高度25度で煌々と輝いている夜空の埼玉県飯能市で、CMOSカメラを使用して電視観望しながらM1(かに星雲)をテスト撮影してみました。
CMOSカメラ:ZWO社 ASI224MC+IR/UVカットフィルタ チップ温度:12.5度
Gain:300 露出:5秒×200枚LiveStack 画像処理:StellaImage8
望遠鏡:口径70mm 焦点距離400mm 赤道儀:iOptron CEM25
月明かりがあっても、ノイズリダクション処理(ダークノイズ減算や冷却など)を一切施していなくても、口径70mmの小さな望遠鏡でかに星雲のフィラメント構造がこれだけ写ってくれたので驚きました。ひとつ失敗したのはGain値を300で撮影してしまったのでバックグランドがノイズ交じりになってしまいました。その後いろいろテストしてみると、Gain値が200~250までだとかなりノイズが減ることが分かりました!