「RASA8+冷却CMOSカメラ」で撮影された天体写真が、天文雑誌の最優秀作品になりました。いや~凄いですね、2か月連続で最優秀作品に選出されているのです。
筆者はとても嬉しくなりました。というのもKYOEIが今年に開催されたさまざまな星空イベントに持ち込んで、たくさんのお客様に電視観望というかたちでデモンストレーションさせていただいていたシステムと同じだったからです。RASA8のF2という比類なき明るい光学系は電視観望には最適で、短時間露光でディープスカイを周りの皆さまにお見せすることが出来るからです。
以下に長野県小海の星フェスで撮影した写真を掲載いたします。
・RASA8鏡筒+ZWO社ASI294MC-Pro ・露出時間10秒または30秒 ・1枚画像 ・濃霧および会場テントブースが明るすぎて北極星見えない⇒極軸合わせしていない ・iPad画面のスクリーンショット(画像処理なし)
小海の星フェス会場でデモンストレーションしている時間は約1時間30分ほどですが、短時間でもこんなにたくさんの天体を見ることができます。どれも淡いので通常なら諦めてしまう天体をみんなで観望できるというのは驚異的ですよね。このシステムだとより淡い天体にきっとチャレンジしたくなると思います。
同じシステムでも最優秀作品のようにじっくりと同一天体を撮影すれば、目からうろこの天体写真が撮影できてしまうのはやはりデジタルの力だと思います。これからの天文ライフの新しいトレンドではないでしょうか!