ネイチャーショップKYOEI東京店 星ブログ

新製品情報はもちろん、機材のテクニカルガイドや、webショップには掲載できないブログだけの限定情報など、裏表織り交ぜてぶっちゃけます!

初体験…リモート電視観望!

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KYOEI東京店オフィスでお茶を楽しみながらゆっくりと電視観望

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長野県野辺山にあるKYOEIドームに格納された望遠鏡システムをKYOEI東京店からリモートでコントロールして電視観望を楽しみました。ドームのオーナーさまはノートパソコンとタブレットだけを持参してKYOEI東京店へ遊びに来てくれました。

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NGC2359:「トールのかぶと星雲」なんと13秒×1枚画像でここまで写りました…驚愕!

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M1:「かに星雲」は5秒×81枚のライブスタック画像 M31:「アンドロメダ銀河」は5秒×1枚

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IC2118:「魔女の横顔」 なんと30秒×3枚ライブスタックでしっかり見えちゃいました

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KYOEIドーム内の望遠鏡システムは以下の通りです。

ZWO ASI294MC-Pro冷却CMOSカメラ + 赤外カットフィルタ + SharpCap + ASICAP

KYOEIマウナケアドームドライバーシステム + ASCOM

セレストロン Edge HD1400鏡筒 + Starizona ハイパースター(14”)  = 焦点距離=684mm (F1.9)

タカハシ EM400赤道儀 + 天体導入支援ソフトStellaNavigator11

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天体撮影までのステップは、1.天体ドーム周囲の安全確認のためにセキュリティーカメラをタブレットを使って確認。 2.同様にして現地の天候や気温や風向きや風速などもチェック。 3.天体ドームのスリットを開ける。 4.望遠鏡システムを起動する。

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5.今回はおおいぬ座のシリウスで望遠鏡の位置情報の同期を確認。 6.電視観望したい天体番号を入力して自動導入。 7.SharpCapやASICAPで冷却CMOSカメラを制御して天体を撮像。 8.KYOEI東京店オフィスの大型ディスプレイに撮像天体を表示。

 

筆者の感想:デジタル技術は日進月歩ならぬ秒進分歩の世界。1~2年前までは困難だったリモート電視観望システムがノートパソコンとタブレットで快適に実現できるとは驚きました。

東京都千代田区のオフィスがまるで長野県の野辺山にあるような錯覚を抱きました!