口径がたったの51㎜の小口径望遠鏡RedCat51でハート星雲のSAO合成写真撮影にチャレンジしてみました。当たり前ですが眼視でいくら頑張っても何も見ることが出来ないハート星雲を、こんなに小さな口径の望遠鏡で写すことが出来るのですから筆者は結構驚きました。
・鏡筒:William Optics RedCat51 ・CMOSカメラ:ASI183GT/ASI120MM-mini
・ZWO社製ASIAIR-PROにてコントロール ・赤道儀:iOptron iEQ30赤道儀
*背景のKYOEIマウナケア2.6mドームは毎夜の星空観望会で活躍しています。
今回はフィルターホイール内蔵タイプの冷却CMOSカメラ”ASI183GT”+”ASIAIR-PRO”ですべてをWiFiにて制御したのでとても快適でした。フィルターの交換指示、CMOSチップの温度管理、撮影制御、オートガイド制御、望遠鏡制御などがタブレット1つからコントロールできるのでめちゃ便利です。
干渉フィルターはバーダープラネタリウム製のHα、OⅢ、SⅡを使用しました。
*今回もいつもお世話になっている山梨県北杜市の美しい星空の宿「スター☆パーティ」さんのお庭にて楽しく快適にテスト撮影しました。