新発売のAskar FRA600に専用f3.9レデューサーを装着して焦点距離420mmでモンキー星雲を狙ってみました。フルサイズCMOSカメラの写野最周辺まで胸のすくようなシャープな星像に筆者は感動しました! これはちょっと凄いです。
撮影システムは、・ZWO ASI2400MC-PRO冷却CMOSカメラ ・ZWO ASIAIR-PRO WiFi撮影コントローラ ・ZWO ASI120MM-miniガイドカメラ ・ZWO 30F4ガイド鏡 ・ZWO EAF電動フォーカサー ・ZWO Duo-Bandフィルタ・iOptron CEM40赤道儀
今回は星像をチェックしたかったので、画像処理はStellaImage8の簡単なレベル補正のみ。ダークフレーム減算とバイアスフレーム減算とフラットフレーム除算は、ライブスタック時にASIAIR-PROアプリ内で自動補正しました。なので通常であれば処理するデジタル現像やシャープ処理は一切掛けていません。
撮影データ:露出時間5分×8枚ライブスタック、冷却温度-15℃、ゲイン値158、ビニング無
念のためにライトフレームとフラットフレームもアップしておきます。
ちなみに合計撮影時間が40分と短めなのは、大きな雲が通過しそうだったので撮影を中段したからです(笑)
FRA600鏡筒と冷却CMOSカメラは上写真のように、それぞれの付属パーツだけで接続できます。もちろんピントもばっちりです。
別売のf3.9レデューサーとの接続は下写真をご参照ください。
なおピント合わせは、ZWO EAF電動フォーカサーのオートフォーカス機能を使いました。人間の情緒性を排除したピント精度の高さには改めて脱帽です! これは多くの皆さまにおススメしたい機能です。