楽しく簡単に太陽と遊ぼう!
太陽望遠鏡Sky-Watcherヘリオスター76HαとCMOSカメラZWO社製ASI183MCとパソコンを接続して撮影しました。ポイントは難しい撮影方法なし、そして画像処理は誰もが持っている無料の画像処理ソフトだけで、どこまで太陽撮影が楽しめるかのご提案です。最下段には生太陽動画も掲載しました。
ご覧のようなシステムで春の太陽を撮影してきました。ASIStudioはZWO社のホームページからダウンロードして使います。これはパソコンからASIカメラを制御して天体の静止画や動画を撮影したり画像編集できる優れたソフトウェアです。またフォトには簡易的ですが画像の編集機能が付いており、明るさや露光やコントラストなどを調整することができます。
<撮影ソフト> ZWO社製 ASIStudio(無料)… ASICap使用
<動画スタッキングソフト> ZWO社製 ASIStudio(無料)… ASIVideoStack使用
<画像処理ソフト> Windowsに付属の画像閲覧ソフト”フォト”(無料)


右:iPhone16にて撮影 望遠鏡に付属のスマホ取付アダプター使用


右:ASIVideoStackは撮影した動画をスタッキングするプログラム これで1枚画像を作成
ASIStudioはご覧のように、Planetary Imaging(惑星、太陽および月面)撮影とDeep Sky Imaging(星雲星団銀河)撮影の2つに大きく機能が分かれて用意されています。今回は太陽撮影なので、メイン画面の上から1つ目と2つ目の機能を使います。
撮影ステップは、ASICapで動画撮影 ➡ ASIVideoStackの順番で1枚の静止画を作成します。ビギナーの方にとっては、ここまでの作業が1つのソフトウェア内で完結するのでとても快適便利に感じると思います。ここで書き出された静止画を”フォト”で開いて、そこに用意されている編集機能で簡単な画像処理を施します。
筆者はこちらの方の色合いが好みなんですが。。。
これは10秒動画です。ぜひともご覧ください。
太陽を撮影中はこのような太陽像がパソコン画面に映し出されています。けっこう感動しますよね! *動画編集処理は加えていません。