今回のチリで起こった皆既日食情報をテレビやネットのニュースで繰り返し何度も見直していたところ、筆者が長年懇意にしている星仲間(神奈川県 K岡さん)から昨日ラインでなんとその写真が届きました! その内容をご紹介いたします。
観測地はチリのビクーニャです。コンデジ4Kビデオからの切り出しで、シルエットに見えるのはサボテンです。高度13度の皆既日食なのでうまく前景を入れることができました。
南十字座とケンタウルスα、β、エータカリーナ付近です。
Nikon D810A、シグマアート50ミリF2、ISO6400、露出30秒、ノータッチガイド、レベル補正のみ、Kenko プロソフトンA使用。 撮影地はアタカマ砂漠のサンペドロ・デ・アタカマの近郊。
皆既日食の拡大画像で第三接触です。ベイリービーズとプロミネンスが美しかった。これも4Kビデオからの切り出し。
BORG 100ED直焦点f640ミリ、パナソニックGH5オート露光-3EV、35ミリ換算で1,280ミリ相当。
アルマ望遠鏡山頂施設です。今回初めて一般の観光客が入れたようです。国立天文台の先生が案内してくれました。厳しい?ヘルスチェックをパスして、酸素ボンベを背負って見学です。背景の電波望遠鏡は日本の観測施設です。貴重な体験でした。
K岡さん、情報提供に感謝です。今回は雲一つなく最高の天気で皆既日食や南天の星空が見られたそうです。また標高5,000mのアルマ電波望遠鏡施設を見学できたのも素晴らしかったそうです。 ただしもう重度の日食病にかかってしまって治る兆しはないそうです(笑)