今夜は台風一過でお月さまがとても綺麗に見えます。口径5cmのフィールドスコープの接眼レンズに、スマホを手持ちで押し当てて撮影しました。
久しぶりの晴れた夜空に心が洗われますね😌
ウィリアムオプティックス社のRedcat51鏡筒を電動フォーカス化するための便利なブラケットです。別売のZWO社EAF(電動フォーカサー)を使用してピントを合わせます。
なおASIAIRからコントロールすると、オートフォーカス機能が使えて極めて正確なピントが短時間で追い込めます。筆者も使っていますが、とても快適な天体撮影への必需品だと感じています。もっとも時間を費やすピント合わせから解放されます(笑)
近日発売予定!
ふと夏の散光星雲が観たくなって、昨日夜半過ぎに南向きの自宅ベランダに電視観望システムを設置して撮影したのが上の画像です。新宿から20kmほどの街灯あふれる撮影地、そしてたくさんの春霞のせいか、1等星のアンタレスがやっとで見える環境でした。
<極軸>
北極星が全く見えない場所でも、ASIAIRに搭載された「All-Sky Polar Align」機能を使えば、通常の「PA(ポーラーアライメント)」機能と同じように、スマホやタブレットの画面を見ながら短時間で超正確に極軸を合わせることができました。これはとても便利です…特にメガネを掛けている方や老眼の方には、腰痛になるほど大変な作業の極軸合せから解放された感覚です(笑)
<至福の時間>
ASIAIRはケーブルによるストレスがありません。例えば夏季の蚊や冬季の冷気の侵入を防げます。また快適な室内でお気に入りの音楽♪を聴きながら、じっくりと電視観望ができるのは、まさに至福の時間ではないでしょうか!
<使用頻度Up>
実は何を隠そう、撮影後に次回の撮影まで赤道儀をそのままの状態で置いておけることが、ベランダ天文族で最高の幸せの瞬間を感じるひとときなのです。つまり具体的には次の撮影時には、まず鏡筒を載せて、ASIAIRと赤道儀の間のUSBケーブルおよび電源ケーブルを接続するだけだからです。ほとんど5分もかかりません。めちゃ短時間でセッティングできるので、いままでのように気合を入れて重い腰を上げることもなく、望遠鏡の使用頻度が爆上がりすること間違いないです!
<分かりやすい天体自動導入>
上(M17画像内)の黄色い丸印の箇所の星図マークをタップすると、天体アプリ「SkySafari」に似た電視観望や撮影に最適化された見やすい星図画面に切り替わります。その画面内には写野フレームが表示されていて、ここではそのフレームをM16(わし星雲)の位置に指で合わせるだけで、電視観望したいM16天体を導入してくれます。
1.写野フレームの大きさは、望遠鏡の焦点距離とCMOSセンサーサイズから自動計算表示されます。
2.天体自動導入後はプレートソルビング機能が働き、極短時間で画面のど真ん中に狙った天体が位置調整されます。
3.撮影前から撮影範囲が明確に分かるのは、いろいろな意味で時間短縮になり快適。
➡望遠鏡の周りを動き回ることができない狭いベランダでは、これらの機能あってのことだと思います。そうでなければとても星空を堪能することはできないでしょう。いまこそASIAIRの機能を享受して、電視観望/撮影を楽しみましょう☆彡
テスト版Seestarアプリが届きました!まだ望遠鏡本体がないので、その雰囲気だけでもお伝えします。トップ画面には、望遠鏡との接続アイコン、観測地情報、天体導入観察および地上風景観望アイコン、天文現象情報などが分かりやすく配列されています。
接続してもまだ望遠鏡がないので、探している画面が表示されます^_^
これらが天文現象や天体の詳細情報です。
トップ画面下に用意されているSky Atlasをクリックすると、このように星座が表示されます。天体の位置関係が視覚的にわかるので、天体入門者の方に便利な機能ですね。なんて偉そうなことは言えません...筆者もそんなに詳しくないので😉
「リアル電視観望講座」を開催します!
おかげさまで満席になりました。お申込みありがとうございました。
お申込みはこちらへ:TEL 0551-38-1611 (ペンションスターパーティ)
日時:2023年6月10日(土曜日)~11日(日曜日)
場所:ペンション スターパーティ (無料駐車場有)
山梨県北杜市大泉町西井出8240-1263 TEL 0551-38-1611
参加費:税込14,800円(宿泊代(一泊朝食付き)込み)(一人部屋+3,000円)
夕食および夜食は各自ご用意ください
募集人数:5名さま+若干名(最少催行人数:3名)
講師:KYOEIスタッフ 村上将之(星のソムリエ)
講座内容:電視観望/撮影に興味があってこれから始めたい方または始めたけれどもよくわからない方を対象に、デジタル機器を駆使した撮影プロセスの全体にわたるわかりやすい実践講座です。
その他:薄手の防寒着をお持ちください。 *参加者の機材持込歓迎!
スケジュール(予定) 現地集合解散
〇15:00~ チェックイン
〇16:00~17:00 電視観望レクチャー
〇17:00~18:00 実践Ⅰ(雨天曇天時は室内にて)
・ダーク、フラット、バイアスフレーム撮影
〇18:00~20:00 夕食タイム 休憩
〇20:00~22:00 実践Ⅱ(雨天曇天時は室内にて)
・極軸合わせ(CMOSカメラで簡単正確な調整方法)
・電動フォーカサー(高精度オートフォーカス)
・オートガイド(キャリブレーションとは)
・プレートソルビング(最新天体自動導入を体感する)
・ライブスタック撮影(ダーク/フラット/バイアス同時処理)
・フィルタワーク
〇22:00~23:00 Q&A
〇23:00~ 自由時間
〇8:00 朝食タイム
〇 ~10:00 チェックアウト
設備:大型プロジェクター 大型モニター 電視観望/撮影システム
ASIAIR-mini(WiFi制御) 電動フォーカサー AM5赤道儀
オートガイダー iPad MacBookAir
2023年4月にニューヨーク郊外のロックランドコミュニティ大学キャンパスにて開催されたNEAFイベント。その最前列で展開されていた人気のZWO社ブースを動画でご紹介します。 (NEAFとはNorthEast Astronomy Forum. 世界最大級の望遠鏡イベント)
(収録:58秒)