ネイチャーショップKYOEI東京店 星ブログ

新製品情報はもちろん、機材のテクニカルガイドや、webショップには掲載できないブログだけの限定情報など、裏表織り交ぜてぶっちゃけます!

「リアル電視観望講座」を開催します!

「リアル電視観望講座」を開催します!

受付はこちらへ。ペンションスターパーティー:Tel 0551-38-1611

日時:2024年3月30日(土曜日)~31日(日曜日)

場所:ペンション スターパーティ  (無料駐車場有)

   山梨県北杜市大泉町西井出8240-1263   TEL 0551-38-1611
参加費:税込14,800円(宿泊代(一泊朝食付き)込み)(一人部屋+3,000円)

        夕食および夜食は各自ご用意ください

募集人数:5名さま+若干名(最少催行人数:3名)

講師:KYOEIスタッフ 村上将之(星のソムリエ)+アシスタント

講座内容:電視観望/撮影に興味があってこれから始めたい方または始めたけれどもよくわからない方を対象に、デジタル機器を駆使した撮影プロセスの全体にわたるわかりやすい実践講座です。+αで最新Seestarでの撮影や簡単画像処理講座も開催予定です。

その他:必ず防寒着をお持ちください。 *参加者の機材持込歓迎!

 

スケジュール(予定) 現地集合解散

〇15:00~     チェックイン    

〇16:00~17:00 電視観望レクチャー

〇17:00~18:00 実践Ⅰ(雨天曇天時は室内にて)

          ・ダーク、フラット、バイアスフレーム撮影

〇18:00~20:00 夕食タイム 休憩

〇20:00~22:00 実践Ⅱ(雨天曇天時は室内にて)

          ・極軸合わせ(CMOSカメラで簡単正確な調整方法)

          ・電動フォーカサー(高精度オートフォーカス)

          ・オートガイド(キャリブレーションとは)

          ・プレートソルビング(最新天体自動導入を体感する)

          ・ライブスタック撮影(ダーク/フラット/バイアス同時処理)

          ・フィルタワーク

          ・簡単画像処理

〇22:00~23:00 Q&A

〇23:00~    自由時間

〇翌8:00      朝食タイム

〇翌  ~10:00 チェックアウト

 

設備:大型プロジェクター 大型モニター 電視観望/撮影システム

   ASIAIR(WiFi制御) 電動フォーカサー AM3赤道儀 FF65-APO鏡筒

   スマート望遠鏡SeestarS50 オートガイダー iPad  MacBookAir

 

晴れたらペンションの庭で皆様の実機を使ってリアル電視観望講座!

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ここまで写るとは感動もの!

メシエ51(子持ち銀河)…りょうけん座 距離:3,700万光年

昨秋に知り合いになった星仲間から天体画像をお借りしました。難しいことにこだわらずに、冷却CMOSカメラ(ZWO社ASI533MM-Pro)での天体撮影を飄々と楽しんでおられる姿に、筆者は惹かれました!

 

撮影情報:

①日時 令和6年2月18日 午前1時45分から撮影開始

②場所 福岡県八女市矢部村 標高580メートル

③撮影フレーム L 300秒×12枚、R 300秒×5枚、G 300秒×5枚、B 300秒×6枚

GAIN=100、ダークおよびバイアス適用

④機材 

・鏡筒(ビクセン社) R200SS エクステンダーPH

・カメラ(ZWO社) ASI533MM-ProEAFEFW8ASIAIR-PLUSによる制御

赤道儀(ZWO社) AM5

・pixinsightによる編集、blurxterminatorを使用

⑤撮影者コメント

月が沈むのが午前2時だったので、遅い撮影で短時間での撮影となりました。

空の透明度が高く、初めてのLRGB撮影にもかかわらず、綺麗な写真が撮れました。ASI533MM-Proは銀河の撮影にぴったりで、これからも様々な対象を撮影したいと思いました。(福岡県 S水様)

 

筆者の感想:

写真の左上隅に写っている銀河IC4263は、なんと明るさ15.1等級なのに、その形状や濃淡まで捉えられていますね。S水さんの技術およびノウハウとCMOSカメラのイノベーションとの結果ではないでしょうか! ご協力いただきありがとうございます。

 

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星のソムリエ シンポジウムに行ってきました🌟

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3月3日と4日、和歌山大学キャンパス内で星のソムリエシンポジウムが開催され、筆者も初参加いたしました。会場は招待講演や数々の発表が行われて熱気に包まれていました。

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ご覧のように昼間はSeestar S50スマート望遠鏡が太陽観察に大活躍☀️ 会場の大型モニターに投影して、リアルな太陽像を皆さまに見ていただきました。

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日が暮れてからは、オリオン座大星雲やメシエ82系外銀河そして馬頭星雲などを次々に導入観察しました。星のソムリエとしてはまさに最高の懇親会のお酒の肴にしていただけたかと!🍷


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スマート望遠鏡は室外に、リアルな天体映像は室内の大型モニターにって、いまのトレンドに合っていてやっぱり感動しますね!

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たのしい電視観望講座を開催いたします!

詳細なご案内&お申込みはこちらから

https://www.kyoto-su.ac.jp/observatory/

 

〇2024年4月13日(土曜日)16時から

京都産業大学 神山天文台にて KYOEI東京店のスタッフが丁寧に対応致します。

〇デジタルの力を使って月や惑星、星雲星団を楽しむ「電視観望」。初めての電視観望を体験してみませんか?

 

 

Seestar S50で小学校にて電視観望会開催!

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最近は雨降りが続く東京でしたが、昨日はなんと晴れ間が広がり、東京都杉並区内の小学校校庭で電視観望会を開催しました。日中は太陽観察をiPad画面で安全に見てもらいました。ご覧のようにめちゃ大きな黒点が現れていて、皆さん感動されていました。学校側は懐かしい太陽投影板も☀️

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夜になると電視観望スタイルの星雲観望が威力を遺憾なく発揮しました。「オリオン座大星雲の姿や色彩を初めて見ました♪」「凄い迫力ですね」などなどの嬉しいコメントをたくさんの方からいただきました。


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大きなモニターやスクリーンに写し出される天体像は見応えがありますよね!

50人以上の方にスマホAirDrop機能で撮影天体画像をお土産としてプレゼントしました。すると待ち受け画面にしまーすとの反応が😉

ZWO社がCP+2024にブース出展!

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本日から2月25日までパシフィコ横浜でカメラショーが開催されています。今年からZWO社も望遠鏡や赤道儀CMOSカメラ、そして話題のSeestar S50スマート望遠鏡などを携えてブース出展しています。KYOEIもお手伝いで参加しています🔭


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あいにくのお天気予報ですが、会場は熱気に包まれています。皆さまのご来ブースをお待ちしています。


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ZWO社ブースは黒丸印のあたりです!

 

Seestar S50 風景モードを使ってみた!

星や月を撮影することができるSeestar S50の風景モードでは、どんな写真が撮影できるのでしょうか。実際に試してきました。

 

神奈川県三浦市の菊名海岸から約7㎞先の火力発電所の建物を写すと、夕方の太陽が沈み始めて辺りが暗くなってきているにもかかわらず、煙突が鮮明に映し出されました。

横須賀火力発電所の建物。煙突の柱の階段も確認することができます。

地図でその距離感を掴んでください。日没後にもかかわらず遠距離でも写るんですね!

そこから少し西の町も写してみました。

バスが信号待ちしているのが見えます。

動画では車が走っているのが分かり、私にはなんだかドラマのワンシーンのように見えました。

 

東京湾の向こう約15㎞先に見える千葉県の鋸山方面には、船が通るのも見えました。

視力1.5を持つ私の肉眼でも、船っぽい何かが動いているな…レベルの距離ですが、Seestarではスマホの画面から見切れるほどに大きく船が写っていて感動しました。

 

横浜へ移動し、山下公園からなみなとみらいのヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルと大観覧車🎡を見てみました。

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの頂上付近にある女神の像が!

羽の模様や服のシワまで見えました。明るさを変えると顔もよく見えました。

よこはまコスモワールドの大観覧車「コスモクロック21」。

時間的に大観覧車の営業はもう終わっていたので、動いていない観覧車にピントがよく合い、ネオンカラーや細かいところまでよく写りました。

 

そして、山下公園から約20km以上先にある東京タワーと30km以上先にあるスカイツリーも! この時、ピントが手前の建物に合ってしまいタワー本体は少しボヤけているように見えますが、写ったこと自体にテンションが上がりました。

東京タワー
撮影地から東京タワーとスカイツリーまでの距離

近い将来、わんこもSeestarS50で風景や星空を見るようになるのかなぁ。。 まあスマホタブレットの画面で観察するので、わんこでも既に見ているのかも(笑)

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