ネイチャーショップKYOEI東京店 星ブログ

新製品情報はもちろん、機材のテクニカルガイドや、webショップには掲載できないブログだけの限定情報など、裏表織り交ぜてぶっちゃけます!

ふたご座流星群撮っちゃいました!

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昨晩、八ヶ岳山麓にあるペンションスターパーティーにて、ふたご座流星群を新製品の「SLIK ECH-630電動雲台」を使って撮影してみました。ご覧のようにもこもこの雲間からですが、綺麗な流星を捕らえることが出来ました!

・2017年12月14日 23時57分 ・Nikon14-24 f2.8G ・露出15秒 ・ISO1600

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赤道儀モードで簡単セッティングして、マイナス8度の寒空の下、乾電池4本でしっかり一晩中稼働してくれました。人間の方が厳しい耐寒訓練をしているようでした。

小さくてとても扱いやすい電動雲台なので、お手軽な星景撮影やタイムラプス撮影に活躍しそうです!

最新ZWO社ASI294MC-Proカメラ + 電視観望!

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先日、協栄産業大原天文台(大阪府能勢町)でお手軽快適な電視観望を楽しんで来ました。KYOEIマウナケアドーム4m内には口径30㎝のリッチークレチアン望遠鏡。それに最新の冷却タイプCMOSカメラを接続して、M42(オリオン大星雲)を試写しました。

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この日は薄~い雲が少し掛かっていて最良の星空状態ではありませんでしたが、それでも淡いガスの広がりがここまで写ってくれました。

・カメラ:ZWO社 ASI294MC-Pro (冷却モデル、サイズ:フォーサーズ、カラー)

・撮像:SharpCap(LiveStack撮影)露出12秒×25枚=300秒 ・冷却:-19.8度

・画像処理:StellaImage7 ダークフレーム減算無し

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もともとリードアウトノイズが少ないCMOSチップをさらに冷却することでノイズが劇的に低減することと、飽和電荷容量が大きいCMOSカメラなので、ダイナミックレンジが広がって、星雲の淡い構造まで綺麗に映し出すことができたのかも知れません!

StellaShot + E-ZEUSⅡで構築した天体撮像システム望遠鏡とスライディングルーフ

鳥取県の天文ファンのお客さま宅へ素晴らしい個人天文台の設置および動作環境設定に伺いました。KYOEI製スライディングルーフの中には、一台のPCにて赤道儀やデジタル一眼レフカメラそしてオートガイダーをコントロールできるデジタル天体撮像システム望遠鏡が完成しました。

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〇スライディングルーフ

KYOEI製SR-2030DXスマホリモート開閉式電動ルーフ Wifi経由) ・雨滴センサー

・室内監視モニター(スマホ制御 Wifi経由

〇撮像システム

・中央光学HG25赤道儀 + E-ZEUSⅡ + QHY5LⅡ-Mオートガイダー + Nikon D810A

このシステムではASCOMをインフラにして、アストロアーツ製StellaShotからすべてのコントロールを行えるようにしました。

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オーナーさんは将来的には書斎から天体撮像を楽しみたいそうです! こうなると夢のような秘密基地と言っても過言ではないですよね(笑)

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電視観望+撮影してみました!

月齢11のお月さまがまだ高度25度で煌々と輝いている夜空の埼玉県飯能市で、CMOSカメラを使用して電視観望しながらM1(かに星雲)をテスト撮影してみました。

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かに星雲:おうし座にある超新星残骸で、地球からの距離7000光年

CMOSカメラ:ZWO社 ASI224MCIR/UVカットフィルタ チップ温度:12.5度

Gain:300 露出:5秒×200枚LiveStack 画像処理:StellaImage8

望遠鏡:口径70mm 焦点距離400mm 赤道儀:iOptron CEM25

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月明かりがあっても、ノイズリダクション処理(ダークノイズ減算や冷却など)を一切施していなくても、口径70mmの小さな望遠鏡でかに星雲のフィラメント構造がこれだけ写ってくれたので驚きました。ひとつ失敗したのはGain値を300で撮影してしまったのでバックグランドがノイズ交じりになってしまいました。その後いろいろテストしてみると、Gain値が200~250までだとかなりノイズが減ることが分かりました!

満天の星空を期待して。。。(-_-)

山梨県の八ヶ岳にあるペンションスターパーティーで電視観望してみようと思い立ち行って来ました。

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ご覧のように紅葉🍁は見事でしたが、あいにくの台風接近により星空を堪能することはできませんでした(-_-)

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そこで夕食後は、ペンションオーナーからの素晴らしい星空解説を一緒に行った星仲間と室内で聴かせていただきました。筆者も最新CMOSカメラによる天体撮影についてトークしました。露出時間やスタック処理の方法について関心が寄せられました!

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電視観望って楽しい!

昨夜、東京都小金井公園で電視観望やってみました。夜空の状態は、薄曇りと光害であまりよい条件ではありませんでした。カシオペア座の星が4つだけ、白鳥座のデネブとサドルは見えるけどアルビレオは見えない、そんな明るさでした。

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M15(球状星団)…撮影時の高度が30°くらいでしたが、ここまで分解して写りました

CMOSカメラ:ZWO ASI178MC ・望遠鏡:口径70mm 焦点距離400mm

・SharpCapのLiveStack機能にて露出5秒×135枚スタック ・StellaImage7画像処理

・外気温10℃(CMOSセンサー温度16.2℃)

上画像の中には、なんと15等級の恒星まで写っています。
ZWO ASI178MCはピクセルサイズが2.4×2.4μmという極小サイズで600万画素のチップを採用したモデル。夜空が暗くて大気の状態のよいロケーションでの撮影なら、きっと驚くような解像度の天体画像が見られたかもしれません!

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M27(アレイ星雲)…星雲の中心部の微光星やガスの発色が鮮やかに写りました

CMOSカメラ:ZWO ASI224MC ・望遠鏡:口径70mm 焦点距離400mm

・SharpCapのLiveStack機能にて露出5秒×200枚スタック ・StellaImage7画像処理

・外気温10℃(CMOSセンサー温度17.6℃)

 

平日の仕事が終わってからでも、電視観望なら簡単快適に天体を楽しむことができます。このフットワークのよさも電視観望ならではですね!

秋葉原でやっちゃいました電視観望!

KYOEI東京店の前の歩道でこと座のM57(リング星雲)を電視観望してみました。

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M57(リング星雲)…露出2.4秒×132枚(LiveStack機能)で14等星までも!

ご存知のように秋葉原は光で満ち溢れた街ですが、デジタルパワーを活用した電視観望システムだと簡単快適に惑星状星雲の姿を映し出してくれます! そのシステムは以下の通りです。

CMOSカメラZWO ASI224MC ・撮影ソフト:SharpCap

望遠鏡:口径70mm 焦点距離400mm ・赤道儀:iOptron CEM25

18:00 機材を店頭の歩道へ出してセッティング。これが一苦労。。。

  (周囲のビルが高くて北極星見えない。空が狭くてベガとデネブしか見えない。)

19:30 撮影開始。

    露出時間2.4秒、Gain=298、SharpCapのLiveStack機能で132枚スタック。

LiveStack機能とは、写野に写っている恒星10~20個を使って自動的に位置合わせをしてスタックしてくれる超便利でありがたい機能。この機能で撮影した画像が上の写真。

19:45 雲がこと座付近に湧いてきて撮影終了。

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撮影時の様子…ビルや街灯やヘッドライトの光に溢れている環境

部屋の片隅や押し入れに眠っている天体望遠鏡があれば、是非とも電視観望で星空を堪能してみませんか? お持ちのパソコンにCMOSカメラを接続すれば、そこが宇宙へのエントランスになります!!

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 秋葉原にあるKYOEI東京店のショップ前はこんなところです。撮影の後すぐにこと座のベガやM57(リング星雲)はビル没になってしまいました(笑)