先日のスーパーブルーブラッドムーンであった皆既月食の連続写真を見て下さい。星仲間から素敵な写真をお借りしました。
撮影時のコメント:「晴れないと思っていたのに突然ピーカン。慌てて20分走って川の対岸八潮市側で迎撃するもすでに地球の影に月は突入!」
筆者と同じように皆さんも慌てたみたいですね(笑)
撮影:埼玉県三郷市 青木さま
先日のスーパーブルーブラッドムーンであった皆既月食の連続写真を見て下さい。星仲間から素敵な写真をお借りしました。
撮影時のコメント:「晴れないと思っていたのに突然ピーカン。慌てて20分走って川の対岸八潮市側で迎撃するもすでに地球の影に月は突入!」
筆者と同じように皆さんも慌てたみたいですね(笑)
撮影:埼玉県三郷市 青木さま
皆既月食をタイムラプス撮影してみました。(ムービーは18秒)画面右上にオリオン座、そして中央には冬の大三角も写っています。
当日の夕方の天気予報では月食は曇って見えないと言われていたのに。。予想に反して東京でもとても綺麗に見えて感動しました。諦めない心が必要かもしれませんね!
望遠鏡や追尾装置などの天体撮影システムを使わないで、お手軽に何が写せるのか試してみました。ご覧のように普通の標準ズームレンズ(Nikon 28-105mm f3.5-4.5)+カメラアダプタ+赤外線カットフィルター+CMOSカメラ(ZWO社ASI294MC)+カメラ三脚のシンプル撮影システムです。
以下のムービー(7秒)を見て下さい。映像は明るさやトーン調整など無修正です。追尾装置もないので星が動いていくのがわかります。また動画なので星のきらめきも見ることができます。学校や公共機関での星空観望会にも活躍しそうです。
撮影情報:撮影日(2018/1/23)撮影地(東京都国立市(JR中央線脇の明るい住宅街))
映像の前2秒 ・露出1.3秒 ・Gain=520 ・レンズ焦点距離50mm付近
映像の後5秒 ・露出0.9秒 ・Gain=470 ・レンズ焦点距離105mm
パーツの接続は以下の写真のようになります。1.カメラアダプタの中に赤外カットフィルターをねじ込む 2.そのカメラアダプタとCMOSカメラを接続 3.カメラレンズを付けて、三脚にしっかりと固定 4.CMOSカメラとPCをUSB3.0ケーブルで接続
まず星空をレンズの広角側で撮影すると、オリオン座の全景をPC画面で見ることが出来ます。(このときは9等星まで写っていることを確認しました。)つぎに撮影したい対象天体を写野中心になるように三脚で位置調整します。あとは撮影ソフトウェアで撮影スタートすればOK。
こんなにお手軽なシステムでオリオン座大星雲(M42)の形や色まで動画で見ることが出来るので、これからの星空観望スタイルも変わって来そうな予感がしますね!
CMOSカメラで天体撮影にチャレンジしてみたいけど、PCとはどうやって接続するの…というご質問に分かりやすくお答えいたします。
1.下写真のように付属のCD-RまたはメーカーのホームページからCMOSカメラをPCに認識させるためのドライバーソフトや撮像ソフトウェアをインストールします。
2.ご覧のようにPCのUSB3.0端子にCMOSカメラを付属のケーブルで接続します。(CMOSカメラの電源はUSBから供給されます)
3.インストールした撮像ソフトウェア(ここではSharpCapでご説明)を起動します。
4.するとCameras項目のプルダウンメニュー内に、接続されたCMOSカメラが自動的に認識されてそのCMOSカメラ名が表示されます。それを選択するだけでPCとCMOSカメラは接続完了となります。
5.下写真がSharpCapでの接続直後の表示画面です。最下欄のイエローマーカー部分を見て下さい。これは(現在:13.5fps => 13.5フレーム/秒で撮影画像がPCに転送)という意味になります。接続されるとすぐに、動画のように撮影画像が表示されます。ちょうど一眼レフカメラのライブビュー画面と同じです。
6.上写真はQHY174C、下写真はASI294MCとの接続画面です。特筆すべきは、SharpCapは接続されるCMOSカメラの機種に応じた設定項目内容(右欄)が表示されることです。たとえば冷却温度を設定する「Thermal Controls」が上の冷却タイプのQHY174Cでは表示されますが、下の非冷却タイプのASI294MCでは表示されません。
最近とても人気のある新機種CMOSカメラのASI294MC-Pro(冷却モデル)やASI294MC(非冷却モデル)、そして定番機種であるASI224MCやASI290MCなどの在庫補充分が入荷してきました。さっそくPCに接続しての出荷前テストとブロアリングを実施しました。
この冬から春に向けての散光星雲や系外銀河の撮影に向いているASI294シリーズ。およびこの夏の一大イベントである火星の大接近にお薦めのASI224MCやASI290MCなどなどが揃って、いまなら即納です!
いま大人気のオートガイダーQHYCCD社QHY5LⅡMがたくさん入荷してきました。
少し前まではオートガイドはちょっと扱いが大変そうで、うまく動作するのかなぁといった感がありました。でもこのオートガイダーCMOSカメラの登場で、天体写真のオートガイド撮影はとても簡単になり、もはやポピュラーと言っても過言ではないでしょうか!
なんと言っても小型軽量省電力タイプであり、CMOSチップを構成するピクセルサイズが3.75μm×3.75μmと小さいため、驚くほどのガイド精度を発揮してくれます。つまりそれは焦点距離の短いガイド鏡筒で済むことを意味しているので、QHY5L-ⅡM+ミニ・ガイドスコープセットなどを使うことで天体撮像望遠鏡システムがコンパクトになります。