CMOSカメラで天体撮影にチャレンジしてみたいけど、PCとはどうやって接続するの…というご質問に分かりやすくお答えいたします。
1.下写真のように付属のCD-RまたはメーカーのホームページからCMOSカメラをPCに認識させるためのドライバーソフトや撮像ソフトウェアをインストールします。
2.ご覧のようにPCのUSB3.0端子にCMOSカメラを付属のケーブルで接続します。(CMOSカメラの電源はUSBから供給されます)
3.インストールした撮像ソフトウェア(ここではSharpCapでご説明)を起動します。
4.するとCameras項目のプルダウンメニュー内に、接続されたCMOSカメラが自動的に認識されてそのCMOSカメラ名が表示されます。それを選択するだけでPCとCMOSカメラは接続完了となります。
5.下写真がSharpCapでの接続直後の表示画面です。最下欄のイエローマーカー部分を見て下さい。これは(現在:13.5fps => 13.5フレーム/秒で撮影画像がPCに転送)という意味になります。接続されるとすぐに、動画のように撮影画像が表示されます。ちょうど一眼レフカメラのライブビュー画面と同じです。
6.上写真はQHY174C、下写真はASI294MCとの接続画面です。特筆すべきは、SharpCapは接続されるCMOSカメラの機種に応じた設定項目内容(右欄)が表示されることです。たとえば冷却温度を設定する「Thermal Controls」が上の冷却タイプのQHY174Cでは表示されますが、下の非冷却タイプのASI294MCでは表示されません。