人気のCMOSカメラに搭載されているチップサイズ比較です。(映像45秒)
星雲や星団など視直径の大きな天体の撮影には、1インチ以上の大きな面積のチップを搭載したCMOSカメラで撮影されることをお薦めいたします。これは広い視野で撮影できるとともに、実は天体のチップへの導入の快適さが格段にアップすることを意味しています。
筆者は4/3インチサイズのチップを搭載したASI294MCで撮影してみて、ほんとにその快適さを感じることができました!
日本公開天文台協会の全国大会 in 福島の会場で、CMOSカメラやRevolution Imagerについてその楽しさをご紹介しました。
参加者の皆さまのリアクションやいただいたご質問を分析すると、モニターでの星空観望会も時代のトレンドの一つとして認められつつあるなぁーと実感しました。
Revolution Imager(レボリューションイメージャー)で簡単快適な電視観望を楽しみました。
上動画は口径15cm(F10)シュミカセ+0.5倍レデューサー+Revolution Imagerでおおぐま座のM82銀河を観望しているところを手持ちのスマホでムービー撮影しました。Revolution Imagerは静止画ではなくて動画をリアルタイムに映し出してくれるので、大気の揺らぎや雲の流れなども刻一刻と見ることが出来ます!
Revolution Imagerはパソコン不要! 望遠鏡に接続してピントを合わせて、露出時間とゲイン値とスタック枚数を簡単に調整するだけで、このように天体を観望することが出来ます。もちろんKYOEIオリジナル取扱説明書付きです。
Revolution Imagerはモニタやコントローラやレデューサー、そして電源までセットになっています。そしてそれらがキャリーケースに収納されています。
これからの新しい天体観望スタイルの「電視観望」を始めてみませんか!
新製品ASI385MCはこれからのトレンド機種かもしれません。(小型CMOSセンサーと非冷却CMOSカメラにおいて)
・CMOSサイズ:1/1.9インチ(7.3mm×4.1mm)
・総ピクセル数:212万画素(1ピクセルサイズ=3.75μ)
・SNR1s:0.13lx
小型CMOSセンサークラスにおいてCMOSサイズが1/1.9インチあるので、火星や木星や土星といった惑星撮影に留まらず小さな星雲や星団撮影にもおススメできます。またCMOSサイズが大きいと天体を写野の中に導入する労力も比較的楽になり、そのぶん撮影が快適になります。
総ピクセル数は、同ピクセルサイズで120万画素のASI224MCと比較して約1.7倍もあり、それがCMOSサイズに直結しています。
SNR1sは、Sonyが提唱している低照度における感度の指標のひとつです。ASI385MCは内部プログラマブルゲインアップと高変換ゲインピクセルを搭載することで最高クラスの感度性能を実現しています。*ASI224MCもSNR1s=0.13lx つまり電視観望にも向いていると言えます。
まずは火星の大接近を迎え撃つなら「ASI224MC」や「ASI290MC」、ちょっと長い目で見て星雲や星団もという方には「ASI385MC」がオススメです。予算的には2万円くらい張りますが。。。
こんな高解像度の月面写真を撮ってみたいと思いませんか? 画像を解析すると1ピクセル=約1kmのサイズで写っています。 最近のCMOSカメラとスタックソフトや画像処理ソフトを活用することで、このような素敵な写真を得ることが出来ます!
先日、KYOEIと同じ秋葉原にあるスターベースさんにお邪魔してきました。
ショップ内には月・惑星の撮影コーナーがあって、店員Sさんが丁寧に説明してくれました。 上の月面写真も店員Sさんが撮影されたので、どうやって撮影したか、どのようなソフトの組み合わせで画像処理を施したのかをリアルに聞くことが出来ました。
まずは気軽に月面撮影から始めてみませんか!
ときどき、ふっと天の川を無性に見たくなることがありませんか? 非日常空間である天の川の銀河の光に全身が浸ると、最高のデトックスになる感じがします。まるで広大な宇宙との対話をしている感覚にとらわれますよね。
今回はサイトロンNewナノ・トラッカーTLをカメラ三脚に載せてお手軽撮影しました。コンパクト赤道儀の威力がはっきりと判りますね!
カメラ:Nikon D5200 + 10.5mmf2.8レンズ 露出30秒 絞り3.2 コンポジット無
撮影地:宮古島