台風14号が近づきつつあり雨も降っているのに、おかげさまで協栄ブースには朝からたくさんのお客様に来ていただき嬉しいかぎりです😆
冷却CMOSカメラやその他関連パーツをご用意しています。現物を手に取って見るチャンスです。皆様のご来ブースを楽しみにお待ちいたしております!
お待たせ致しました。ようやくZWO社ASI2400MC-PROが入荷してきました。いまならこの人気商品をすぐにお届けすることが出来ます!
先日、筆者はフルサイズのこの機種を使ってテスト撮影して直感的に感じたことを書き綴ります。
1.使いやすい 2.ノイズが少ない 3.画像処理しやすい 4.写野の広さに感動
いままで食わず嫌いだったせいか、フルサイズ機種はなんとなく敷居が高くて取り扱いが難しそうと思っていました。ところが使ってみると、なんでいままで撮影してみなかったんだろうと、そのフルサイズが持つ高いポテンシャルの余裕を実感することが出来ました。当たり前のことですが、撮影対象天体と写野内に広がる余白のエリアによって広がりのある空間描写が生まれて、それが気持ち的にもゆとりに繋がるようです(笑)
たまには撮影した天体写真を紙焼きプリントしてみてはいかがでしょうか。こんなに大きくしても星像は小さくて観賞用には十分です。写真展やお部屋に飾ってみるのも楽しいのではないでしょうか!
かつて流行った冷却CCDカメラ時代から20年ほど経ち、いまではフルサイズの冷却CMOSカメラがようやく市民権を持つようになってきたのかなと感じるようになりました。
久しぶりにMGEN-3を使って協栄産業東京店前の舗道でオートガイドしてみました。ここはご存知の通り秋葉原電気街や神田駅のそばに位置していて、街灯の明るさはピカ一なロケーションです。
オートガイドをスタートさせるには、1.ガイド鏡の焦点距離を設定→2.LiveView画面に写る恒星でピントを合わせる→3.One-push機能を選択→4.自動的にキャリブレーションを実行(約30秒間)→5.オートガイド開始 超簡単なのです!
ご覧のようにGain=6、露出=0.5秒で4個の恒星を自動認識してキャリブレーションしています。テスト当夜は1等星のアンタレスがなんとか見える程度。ちなみに北方向は高層ビルなので極軸は合わせていません。
どんな環境でオートガイドしているか以下のムービーをご覧ください。(収録:22秒)
八ヶ岳山麓のペンションで3日目の夜に撮影した、白鳥座にある5,000光年彼方の「クレセント星雲」です。電視観望のいわゆるライブスタック機能での撮影なので、タブレット画面上にみるみる浮き上がってくるこの星雲画像を見て、筆者はある意味興奮を覚えました(^^)
・セレストロンRASA8望遠鏡+ZWO社ASI294MC-PRO+iOptron CEM40赤道儀+ZWO社ASIAIR-PRO 露出:2分×30枚スタッフ
このスクリーンショット画像は、本撮影前の確認用プレビューです。ご覧のように、露出時間はたったの2分でしかも1枚ものです。RASA8望遠鏡のF値=2という極めて明るい光学系のなせる技かもしれません!
こちらは同じ夜に撮影した「ガーネットスター星雲」です。撮影システムや撮影方法はクレセント星雲と同じです。露出時間だけが異なり3分×20枚です。
いずれにしてもこんなに写ってくれるので、夜空の下でタブレットの画面を見ながら快適で満足度の高い電視観望を楽しむことが出来ました。
この写真は撮影システムです。昨年全国の星まつり会場で皆様に見ていただいた電視観望システムと同じ機材構成です。
おまけのアンドロメダ銀河画像は、露出時間3分×1枚画像です。この時は薄雲が出てきてしまったのですが、それでもこんなに細かなディテールが写っているのには驚愕。RASA8のF値2という明るさは、何物にも変えがたい強力な武器と言えるでしょう😎