スマート望遠鏡「ZWO Seestar S50」のデモ機で、都心の太陽や月面観察、そしてアンドロメダ銀河の撮影を試みました。いずれにしてもスマホで簡単快適に天体を楽しむことが出来るSeestarS50は、老若男女を問わずにお薦めできる今の時代にマッチしたデジタル望遠鏡だと感じました。
月:小学生の時に6万円くらいの天体望遠鏡を買ってもらってから今日まで、月をみて撮影するのに1~2時間かけていました。一番時間がかかるのは月を視野に入れるところと、スマホのカメラを接眼レンズに合わせてシャッターを切るところです。SeestarS50ではここまでやるのになんと5分でできました。しかも今までの望遠鏡に比べて持ち運びもしやすく軽い。金額もほぼ変わらないのに!
アンドロメダ銀河(M31):新宿区でM31なんて見えないと思っていました。この日はほぼ満月で月明かりもうるさいくらいでした。しかも東京のど真ん中ということもあり、空の状態がわかるくらい街明かりが空を照らしていました。風も強く大気の状態も良くないのにもかかわらず、10秒露光×16枚=2分40秒間続けただけでM31を確認することができてとても驚きました。目に見えていない星星もしっかり捉えており、S50のスペックの高さを実感できました。
六本木ヒルズ:風景モードでは自宅から見える六本木ヒルズの展望台、Tokyo City Viewをみてみました。深夜であったので、展望台にいる人は見えませんでしたが、その下の階ははっきりと見ることができました。ピントを合わせるのもとても簡単でした!とても便利な全機能搭載カメラです!(高性能で簡単ですが、悪用はしないように!)