自宅のベランダにてSeestarS50スマート望遠鏡で電視観望して遊んでいた時に、ふと「この望遠鏡で60分露光してみたらどうなるんだろう?」という思い付きでチャレンジしてみました。結果はご覧の通り、淡くて暗い星雲の広がりまで写り込んでいてめちゃ驚きました。背景もとても滑らかになりザラつきもほとんど目立たなくなります。これはもう電視”撮影”ですね!
そもそも架台が経緯台式なのに、星像も流れることなくちゃんと点像で写ってます。こんなに快適に星雲を見ることができてなんだか申し訳ないくらいです(笑) ちなみに撮影している60分間は、暖かい部屋で珈琲を飲みながら、そして録画したテレビ番組を観ていました。だから気が付いたときにはスマホ画面にこのオリオン座大星雲が浮かび上がっていたのです!
撮影保存したFits画像データは、SeestarS50スマート望遠鏡本体に内蔵されたeMMCメモリから簡単に取り出せます。望遠鏡とPCをUSBケーブルで接続するだけです。
Fitsデータとは天体画像専用の画像フォーマットのことで、クオリティを高めるための画像処理には必須の画像フォーマットです。