ウィリアムオプティック社のRedCat51で銀河を撮影してみたくて、3月中旬に千葉県南房総市へ出掛けてきました。RedCat51は手のひらサイズで小さいので、ご覧のような軽量撮影システムで快適に春の系外銀河を撮影することができました! 当日は春の嵐そしてシンチレーションが悪い大気の状態ながら、ここまで写すことが出来たのは驚きでした。
しし座の三つ子銀河:上写真(ノートリミング画像 4138×2816≒1200万画素、下写真(ピクセル等倍画像 1500×1020≒150万画素 *拡大して見て下さい!)
マルカリアンチェーン(銀河鎖):ノートリミング画像 4138×2816≒1200万画素
撮影システム
RedCat51 + ASI294MC-Pro + ASI174MM mini + ASIAIR + iOptron iEQ30赤道儀
露出時間 3分×14枚コンポジット レベル補正 トーンカーブ補正 デジタル現像 StellaImage8にて簡易画像処理
上のマルカリアンチェーン(銀河鎖)写真内には、なんと18等星クラスの銀河まで写っている! オーマイガァー!!
背景の口径20㎝のRASA8鏡筒や口径72㎜の屈折望遠鏡と比較しても、RedCat51は圧倒的に小さいのがよく分かると思います。また鏡筒の蓋についているバーティノフマスクも使いやすくてピント調整がとても楽でした。
小型軽量高性能なRedCat51は、これからの時代を見据えた新しいタイプの望遠鏡であると感じました。