QHYCCD社の冷却CMOSカメラをお使いのお客さまから春の系外銀河の写真が送られてきました。いままではライブスタック(Live stack)で天体撮影を楽しまれていましたが、今回は基本に戻ってオートガイドを使って撮影されたそうです。
以前と違って最近のオートガイドはガイドスコープも小さくて済むので、天体撮影システムが軽量コンパクトになってポータビリティー性がかなり向上。またガイドカメラ搭載のCMOSチップが高感度高精度になり、とても簡単にオートガイド撮影ができる環境が整ってきました!
*撮影者コメント:かみのけ座NGC4565は10枚のコンポジットでもこれくらい写ってくれました。総露出時間を2時間くらい掛けたらきっと凄いことになりそうですね~。
撮影情報:
望遠鏡 R200SS+エクステンダーPH(焦点距離1,120mm)
カメラ QHY168C / Gain 100 / センサー温度 -20℃
(M104:2分×30枚コンポジット NGC4565:2分×10枚コンポジット(撮影時強風のため))
ガイドカメラ QHY5LⅡ
ステライメージ7とCanon DPPにて画像処理
撮影地 山形県尾花沢市 2019年4月9日 S﨑さま