メデューサ星雲はMやNGCやICにも登録がなく、Sh2-274が天体カタログ番号になります。どーやって導入したのかというと、ASIAIRを使ってそのターゲット天体位置項目にメデューサ星雲の赤経赤緯値を直接入力しただけです。こんなに暗い惑星状星雲を簡単に写野に導入できるのはストレスフリーといえます!
撮影システム:IDAS NB1フィルター+ASIAIR+ASI294MC-P+iOptron Versa108ED鏡筒(口径:108mm F6)+iOptron iEQ30Pro赤道儀
撮影情報:露出時間3分×20枚コンポジット=60分 冷却温度マイナス20℃ (StellaImage7にてダークフレーム減算、トーンカーブ調整、レベル補正、その他簡単な画像処理) 撮影地:長野県野辺山
これは撮影中のASIAIRアプリ(スマホ)のスクリーンショット画面です。ご覧のようにアプリ上で簡易的なスクリーンストレッチ=レベル補正をするだけで撮影対象物をしっかりと確認することが出来ます。とても便利で快適です!
筆者いいわけ:
上のスクリーンショット画面の左上に表示されているオートガイドの赤経赤緯の波形を見ていただくと分かるのですが、撮影時はシンチレーションが荒れまくりでガイドが安定していません。春になって大気が落ち着いたらまたチャレンジしてみようと思います(笑) でもメデューサ星雲がこんなに簡単に撮影できるなんてちょっと感激です!