大光害地の神奈川県川崎市で撮影した生画像のFitsデータをちょこっと画像処理したバラ星雲です。下写真は筆者が撮影している様子を友人が撮影してくれたものです。これだけ明るい街中でも綺麗なバラ星雲が見られちゃうので撮影した本人も驚きました! これはナローバンドフィルターの効果のお陰だと感じました。
撮影システム:
ZWO ASI2400MC-PRO冷却CMOSカメラ + ZWO ASIAIR-PRO + ZWO ASI120MM-mini(オートガイドカメラ) + タカハシEM-11+TEMMA3赤道儀
・露出1分×60枚ライブスタック ・ゲイン値158 ・冷却温度-10℃ ・ダークフレーム&バイアスフレームをスタッキング中に自動減算 ・IDAS NB1フィルタ
バラ星雲やカリフォルニア星雲などを撮影している時は、友人宅のお部屋の中からASIAIR-PROを介してすべてをコントロールしていました。パソコンではStellaNavigatorを起動して、電視観望で次に見る天体を探していました。望遠鏡の焦点距離とCMOSカメラのチップサイズをパラメータとして入力しておけば、簡単にその画角と天体の大きさが分かるので、とても快適に電視観望を楽しむことができます。