QHY5LⅡ
オートガイダー向けPCカメラに「QHY5LⅡ」があります。感度が高くてピクセルサイズも小さいのでガイド性能が高く、また31.7mm径の接眼スリーブに差し込むだけの簡単接続なのも重宝します。それ故に天体写真を撮影される方にとても人気があり、また実績もあります。
このQHY5LⅡは、かつてのオートガイド撮影とは雲泥の差で簡単便利になりました。筆者が使ってみて一番のお薦めポイントを挙げるとすると、高感度高精度化によりガイド鏡が極めて小さくて済むようになったことに尽きます。
- ガイド鏡が口径30mm焦点距離130mm(下写真参照)もあれば8~9等星をガイド星として使える。
- 高感度なのでガイド鏡の写野の中にガイド星を探して入れる必要がない。
- ガイド鏡が超軽量コンパクトなので、赤道儀に負担が掛からない。(望遠鏡の「ファインダーブラケットに留められるくらいのサイズ)
PHD2ガイディング
上写真がオートガイディング制御ソフトの「PHD2ガイディング」のメイン画面です。ここではガイド星をしっかり捉えているか、ガイド星がどれくらい収束してガイドできているか、赤経赤緯のモーターにどれくらい信号が送られているかなどが一目で分かるようになっています。操作は簡単なので2~3回も使えばどなたでも使いこなせるようになると思います。
マニュアル
安心してお使いいただけるように、機器との接続方法やPHD2ガイディングソフトの基本的な操作方法をご説明した「紙のマニュアル」とドライバーソフトやガイディングソフトなどを収録した「CD-ROM」を当社オリジナルでお付けしています。
かつては綺麗な天体写真を撮りたくて、長時間露出を掛けても星が点像になるように様々な苦労をしてオートガイダーシステムを導入していました(コスト的にもかなり負担増)。しかしながらこの簡単便利なQHY5LⅡは、天体撮影システムとして小さな小さなコストで夢のような天体写真を提供してくれるようになります。つまりQHY5LⅡオードガイダーを導入すると天体写真が撮りたくなるのです。
お気軽お手軽にオートガイド撮影にチャレンジしてみませんか!