いま話題のレモン彗星を電視観望スタイルで快適お気軽に撮影してみました。露出時間1分の画像を40枚メトカーフコンポジットしたのが最初の写真です。撮影時は地球に2,900万kmまで最接近した11月10日から3日しか経っていないので、彗星がものすごい勢いで天空上を移動しているのが分かります。
彗星のような移動天体を電視観望スタイルで撮影しながら観望するのはワクワクドキドキします。撮影画像が現場ですぐに見られることと、長周期彗星との一期一会のコンタクトには何とも言えない感動を覚えるからです。
<撮影環境>
長野県佐久穂町 標高1,500mの高原 外気温マイナス3℃ 粉雪舞う 15分間隔で強風
<撮影情報>
露出時間1分×40枚 Fits画像をメトカーフコンポジット合成処理 ダークフレーム補正 フラットフレーム補正 冷却温度=マイナス20℃ ゲイン=100 オフアキシスオートガイド(ASI120MM-mini) IR/UVカットフィルター
鏡筒:ZWO社FF65-APO 赤道儀:ZWO社AM3赤道儀 撮影制御:ZWO社ASIAIR-Mini カメラ:冷却CMOSカメラZWO社ASI533MC-P