口径5cmの小さなRedCat51望遠鏡でもZTF彗星がこんなに綺麗に写っていました。画像処理ソフトにはStellaImageに搭載されているメトカーフコンポジット法を使用。それは各画像に写っている彗星の位置を自動的に合わせてくれるので、複数の画像を1枚のコンポジット画像に短時間ではき出してくれます。そして赤道儀は1月末に発売されたばかりのAdventurer GTiを...オートガイドしていたので安定した静止画を得られました。なお外気温がかなり低い(-8℃)時期だったので、非冷却CMOSカメラでもあまりノイズの影響を受けずにすみました。
撮影情報:2023年1月31日 上弦の月過ぎの月齢9の月明かりあり 山梨県西湖畔 露出時間1分×20枚 CMOSカメラ=ZWO ASI585MC(非冷却) Gain=252 ビニング=1 フィルタ=IR/UVカット オートガイド=ZWO ASI120MM-mini + ZWO 30F4ガイド鏡 StellaImage9 Photoshop *iPadからWiFiにてASIAIR-mini経由で撮影および望遠鏡制御
➡︎なお上記のセットに「オートガイド=ZWO ASI120MM-mini + ZWO 30F4ガイド鏡」を加えると、ZTF彗星の撮影時と同じ電視撮影システムになります。