先日、協栄産業大原天文台(大阪府能勢町)でお手軽快適な電視観望を楽しんで来ました。KYOEIマウナケアドーム4m内には口径30㎝のリッチークレチアン望遠鏡。それに最新の冷却タイプCMOSカメラを接続して、M42(オリオン大星雲)を試写しました。
この日は薄~い雲が少し掛かっていて最良の星空状態ではありませんでしたが、それでも淡いガスの広がりがここまで写ってくれました。
・カメラ:ZWO社 ASI294MC-Pro (冷却モデル、サイズ:フォーサーズ、カラー)
・撮像:SharpCap(LiveStack撮影)露出12秒×25枚=300秒 ・冷却:-19.8度
・画像処理:StellaImage7 ダークフレーム減算無し
もともとリードアウトノイズが少ないCMOSチップをさらに冷却することでノイズが劇的に低減することと、飽和電荷容量が大きいCMOSカメラなので、ダイナミックレンジが広がって、星雲の淡い構造まで綺麗に映し出すことができたのかも知れません!