スマート望遠鏡「ZWO Seestar S50」のデモ機がようやくやって来たので、試し撮りしてみました。こんなに操作が簡単で、そして早く(三脚を据えて3分後には撮影開始可)、こんなにはっきりと天体を観望(スマホ画面に写る)することができました。これはイノベーションを通り越して、望遠鏡のREVOLUTION=革命ではないでしょうか😮
こんなに小型軽量なコンパクトボディに、誰でもが電視観望を楽しめる機能が満載!
ご覧のように街灯の光が満ち溢れる都内でも、想像以上にきれいに散光星雲や球状星団が見られて正直驚きました。薄雲が張ってそのうえ湿度が高い夜だったのに! またプレートソルビング機能を使っての自動導入精度は極めて高いので、狙った天体はあっという間に写野の中心に収まります^_^
撮影条件はすべての画像で共通:
○露出時間=10秒 × 18枚(自動ライブスタック)= 3分
○ピントはオートフォーカス 〇LP(光害)フィルター機能ON
○明るさ自動調整 〇外気温32℃
8月18日から開催される新潟県の胎内星まつりにこのデモ機を展示しますので、関心のある方はどうぞKYOEIブースに遊びに来てください。デモンストレーションを行うとともに、天候が良ければご来場の皆さまからリクエストをいただいて実際に天体を撮影いたします。
撮影当夜の星空シミュレーション星図です。撮影した天体は、いずれも高度が低い位置にあることがわかります。もしも高度が高い天体ならばもっときれいに観望できたかもしれません。 (星図:AstroArts社 StellaNavigator)